ここでは、働きやすい職場環境のために太田建設が築いてきた「社内文化・社風」と社員のリアルな声をご紹介します。末尾には代表メッセージを掲載していますので、最後までご覧ください。
部署間の交流がしやすいように、壁のないワンフロアを採用。物理的な近さは、心の距離も縮めてくれるものです。声をかけやすい環境のおかげで相談や質問も気軽にでき、部署をまたいだワンチームで業務を進めることができています。
会社は経営者のためではなく、社員全員のために存在するべきです。合言葉は、「自分たちで変えていこう」。事業を進める上で軸となる会社のミッションからユニフォームまで、さまざまなことを社員の考えや思いを持ち寄りながら決めています。
年齢や職歴を問わず、個人の得意を活かした人員配置を重視しています。さらに、トップダウンではなくボトムアップによる意思決定を優先。積極的に任せる風土が醸成されているので、若手でも動きやすい環境が整っています。
挨拶やコミュニケーションにおいても、練習でできないことは本番でもできません。現場でクライアントや地域の皆さまに気持ちの良い挨拶ができるよう、まずは社内から。声出し練習を兼ねて、社長よりも大きな声を目標に朝の挨拶をお願いしています。
鈴木 智和
住宅部 営業
1997年入社
最初の配属は総務部でした。10年勤めたのちに未経験の住宅営業をすることになり、3カ月の猛勉強で宅地建物取引士の資格を取得。社外勉強会への参加や外部の営業コンサルタントの指導など、会社からの手厚いフォローのおかげで自信を持って接客ができるようになりました。
マイホーム購入は大きな出来事ですが、人生はそれだけではありません。せっかく理想のお家を建てたのに、資金繰りで生活が息苦しくなるようでは本末転倒です。教育費や車の買い替えなど、将来を見据えた資金計画をじっくり考えた上で最適なプランを提案しています。
うれしいのは「鈴木さんにお願いしたい」と、私を信頼して任せてもらえた時。ご親族全員が納得できるようにと、ともに試行錯誤して3年かけて念願のマイホームを建てたお客様もいらっしゃいました。住宅営業は大変でプレッシャーに感じることも多いですが、それ以上にやりがいと達成感のある刺激的な仕事。未経験でもやる気があれば問題ない点は、私自身が証拠です。気になっている方はぜひ飛び込んできてください。
佐藤 夏樹
住宅部 現場監督
2020年入社
インターンシップで初めて知った太田建設。社内の雰囲気が良くて、安心して働けそうだと思い入社を決めました。現在は工程・法定・安全・原価の4つを管理しながら、施工に携わる職人さんに指示を出す現場監督をしています。住宅部は、少数精鋭でコンパクトなチーム。風通しが良く、気軽に相談ができるのでのびのびと働くことができています。
住宅建築は、実際に人が暮らす家を平面の図面からつくり上げる過程に面白さとやりがいを感じます。家を建てるお客様との距離が近く、感謝の言葉を直接いただけるのも醍醐味の一つ。最近、山形県の建築業協会に女性部が発足して、横のつながりも増えました。まだまだ男性の多い職種なので、現場見学会などを開催して女性技術者を増やす取り組みにも協力していきたいです。
入社から4年。少しずつ的確な指示が出せるようになってきました。今は、一級建築施工管理技士の資格取得を目標に勉強中。お客様や職人さんに信頼してもらえる現場監督を目指して、学びの日々を過ごしています。
木村 歩美
土木部 土木事務
2017年入社
私は土木部で公共事業の入札や契約に関わる書類作成など、土木事業専門の事務手続きを担当しています。オフィスワークが中心ですが、書類提出のために役所に出向いたり公共事業の入札説明会に参加したりと外出することも多い仕事です。
土木工事には、ネガティブな印象を持つ方が多いかもしれません。以前は私も道路が工事中だと、「うわ、嫌だな〜」と思っていました。でも、太田建設に入社して印象が一変。作業の過程を見て改めて、綺麗に舗装された道路を当たり前のように使えるのは工事に携わる人たちのおかげだと気づきました。間接的ではあるものの、地域の人々の笑顔をつくっている現場監督や技術者の皆さんは、本当にかっこよくて尊敬しています。
事務作業は地味だけれど、入札案件は書類の文言を一文字間違えただけで申請が通らないこともあります。緊張感を伴う業務ですが、「分からないことは何度でも聞いて」と言ってくれる上司や、お互いに尊重し合える職場環境のおかげで、毎日楽しく仕事ができています。現場に参加していなくとも、私も笑顔を作るチームの一員。「私に任せておけば大丈夫」と思ってもらえるよう、精進したいと思います。
樋口 諒
建築部 現場監督
2021年入社
太田建設を知ったきっかけは口コミでした。建築系の地元企業に就職したいと話していたら、ご近所さんが「太田建設さんがいいんじゃない?」と教えてくれたんです。地域の皆さんから厚い信頼を得ている企業だと知り、就職を決めました。
今は、現場監督の一人として施工する職人さんへの指示出しや図面のチェック、記録撮影などを担当。特に記録撮影は大切な役目です。塗り固められてしまう壁の内側まで記録する必要があるため、朝から晩まで現場に張り付き1万5000枚以上の写真を撮ります。最初は地味だと思っていましたが、今では楽しい仕事の一つ。毎日同じ地点から撮った写真を見ると、頑張ったなぁと達成感も感じられます。
現場で年上の職人さんと接するうちに、苦手意識があった対人コミュニケーションもスムーズにできるようになりました。今の目標は、学校建設に携われるくらい成長すること。ゆくゆくは尊敬している上司のように、どんな建築物の施工も一人で担当できるようになりたい。もうすぐ初めての後輩ができます。上手く教えられるか不安ですが、切磋琢磨しながら共に成長していきたいです。
松田 潤
土木部 現場監督
1997年入社
身体を動かすことが好きで土木建設業を選びましたが、今は現場に出るよりもデスクワークがメイン。複数の建設会社で協業する共同企業体の作業所長として、工事事業の管理をしています。新卒で入社して27年。総予算40億円を超える大きな案件や、多くの方が利用する学校や陸上競技場などの建設に携わることもあり、地域の未来に貢献している充実感があります。
ですが、若い頃は毎日必死で余裕もなく、この仕事は自分には向いていないと思っていました。大きな案件を一人で担当できる自信と実力が身についたのは、太田建設だったから。頼れる先輩方と支えてくださる外部パートナーがいて、多彩な現場に関われる恵まれた環境が今の自分をつくってくれたんです。
太田建設の強みは、なんと言ってもチームワークの良さ。得意を活かし、足りない部分を補い合えるからこそ、大きな実績につながっているのだと思います。これから頑張りたいのは若手の育成です。そのためにマニュアル整備だけでなく、最新技術の情報収集や自己研鑽にも力を入れています。時代の変化に置いていかれないため…は建前で(笑)、やっぱり若手から憧れられる大人であり続けたいですからね。